チェリーから珈琲(2)
前回の農園から直送されたコーヒーの実のお話は
こちらをご覧ください。→
「チェリーから珈琲(1)」
とにかく、この農園から送られてきた
コーヒーの実を、種から
はがしとらなければなりません。
普通、農園では3種類のうち、
どれかの方法で 種=生豆 の状態にします。
ウォッシュド(水洗式)
アンウォッシュド(非水洗式)
セミウォッシュド
です。
今回は、アンウォッシュド(非水洗式)に、しました。
この方法が、香り濃く、個性的に、なるのでは、
期待感が、ありました。
しかも、一番、家でも出来そうです。
工程としては、乾燥後、ドライチェリーを、脱穀します。
とりあえず「天日干し」に。
家の2階の出窓で3日。
乾燥して、薄茶色くなりました。
十分乾燥しましたので、次は、脱穀作業に、入ります。
普通は、機械で脱穀するのですが、
家の中に、石臼も、
「種だけ残して、表面だけ取る」
そんな都合の良い機械があるはずもなく・・・・
そこで、以前珈琲文化学会に出席していた際に見た
エチオピアの方がしていた方法を
マネする事にしました。
こんな感じです。
戦時中などに、お米を脱穀していた方法と同じですね。
脱穀作業は、瓶に、コーヒーの実をいれ、
のし棒で、突いての、
気の遠くなる作業でした。
瓶の下のほうに、カスがたまっているのが
わかりますか?
半日、ぶっつづけで、突いて、
やっと果肉がとり終わりました。
そこで、面白いものを見ることができました。
自家焙煎珈琲工房ロッシュ by.店主
よかもん市場店
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